みなさんこんにちは”らふちー”です。
前回製作したスーパーピピ美は非常に優秀なキットでした。しかし、
”最高にバリってるプラモデルキット”
という謳い文句があるのですが、可動範囲に少々不満があったで改造してさらにバリってるアクションができるようにしたいと思います。
無改造状態の可動域については前回のレビューを見てみてください↓
MODEROIDスーパーピピ美BARIモード パチ組シール無しレビュー
改造プラン
・上半身は可動域は優秀なのでそのまま
・膝を大張氏のアニメのような180度曲がるようにする
・足を高く上がるように股関節周辺の改造する
・腰の接続をボールジョイント化して腰の捻りアクションに幅を持たせたい
以上の3点
材料
・MSGジョイントセットB
参考資料
膝の可動域拡大
写真を見てもらうとわかるように元々優秀ではあるのですが、「大張正己 勇者シリーズ」で画像検索してもらうとわかるのですが、ふくらはぎと太腿がくっつくようなジャンプポーズを取ってることが多いので、もう少し曲がるように改造します
太腿の白色パーツのスリットの位置に3mmの穴加工を両側にします
膝のグレーのパーツで白色パーツに入り込んでいた部分をカット
加工した部分にMSGのB1ジョイントとランナーから切り出した3mmプラ棒1.3mmを取り付けます。
B1のパーツはこのままでは少し大きいので両側を削って1mmほど細くしました
組み合わせるとこんな感じです、この時B1パーツより太腿の白色パーツのスリットが下に出ていると可動時に干渉するのでB1のパーツの高さに合わせてカットが必要です。
先ほどカットしたグレーのパーツにプラ棒を指すための3mmの穴を追加
これで膝周辺の改造は完了
組んでみるとこんな感じです。手前側が改造済み、奥が無改造です、膝の可動域が広がり、ふくらはぎが股関節までくっつくようになりました。
足を上げたアクションを上から見ると改造箇所が露出してしまいますが、素立ちやアクションを正面から見る場合は隠れるのでこれでOKとします
股関節周りの改造
足が90度以上上がるようにするにはサイドスカートの干渉がひどかったのでサイドスカートの基部に可動部を設けます
サイドスカートを取り付けていたパーツを赤い線の位置でカットします
サイドスカートを取り付けていたグレーのパーツの中央付近に3mmの穴を開け、ジョイントパーツのA9を取り付けました。これを両側作ります。
股関節側に3mmの穴を開け、ランナーから切り出したプラ棒を1.4mmにカットし通します。
組み立てるとこんな感じです。
股関節に通したプラ棒によりサイドスカートがスイングします
サイドスカートを後ろに移動させるとバックスカートにぶつかってしまった…
ジョイントパーツB1,A14,A15を使い、バックスカートを後ろにオフセットさせました。
これでサイドスカートの自由度が上がりました。
腰のボールジョイント化
股関節と上半身を接続していた赤丸の部分をカットします
カットした部分に3mmの穴を開けます
穴を開けた部分にジョイントパーツA1とA11を使用します。しかしこのままでは上半身側の穴が大きいので4mmくらいまで軸を太くする必要があります。
私の場合はB1のパーツをA11に取り付けて、ひたすら削って4mm軸にしました。
これですべての改造が完了しました。
これで腰から曲げるアクションが可能になりました。
完成
完成状態
腰のサイドスカートが少し左右に伸びたくらいで全体的なシルエットに変化はなく、膝上の改造部分も目立たないので非常にうまくできたと思います。
想定してなかったことなのですが、膝上で少し前に倒せるように立ったのでよりスーパーロボットっぽい立ち方が出来るようになりました。
改造の成果により足を100度以上上がるようになってます
改造前では微妙な膝立ちだったのが、カッコイイ膝立ちができるようになりました。
膝を曲げたジャンプアクションも難なくこなせます。バリってるよこれは!
剣を振りかぶる姿もパワーアップ!膝が高く上がり、腰から曲がっているので非常に力強く感じる。
剣を使ったアクションはカッコイイですね~、これがポプテピピックだということを忘れて惚れてしまいそうです。
まとめ
実は私、今回が改造初挑戦でして、うまくいく自信がなく、失敗したらもう一個買えばいいか! くらいの気持ちで望んだのですが結果としてうまくいって非常に良かったです。下半身だけの改造でしたが、大張氏のアクションに近づけたのではないでしょうか。
大張氏のアクションには二次元の嘘的作画が多く含まれるので立体物で再現するのは難しいと思うのですがメーカーさんにはグラヴィオンやオーガン、ダンクーガノヴァなどを出してくれることを期待してます。というか出してくださいお願いします何でもしますから。
今度出るMODEROIDダンガイオーは買います。