FAガール マガツキを組んだので レビュー

★プラモデル
発売日 2021/2
メーカー コトブキヤ
価格 6820円 税込
全高 約162mm
スケール NONスケール
登場作品 コトブキヤオリジナル
デザイナー 駒都えーじ

コトブキヤより完全新作のフレームアームズガール”マガツキ”が発売された。轟雷改やフレズベルグ・ルフスなどバリエーション機が多数リリースされてきたが、完全新規のFAガールとして2018年発売のグライフェン以来3年ぶりの発売となる。(ガオガイガーや初音ミクを除いて)

注意点としてはマガツキには素体用手足は付属しないので別途イノセンティアを用意する必要があること。現に私がそれでした(汗

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パッケージ

箱絵は駒都えーじ氏のイラスト、よくよく見ると腰回りのデザインがキワドかったのに今更気づいた

デカールは瞳の他にくノ一モードの胸パーツの白いラインが付属

表情は通常顔、ダメージ顔、憂い顔

塗装済パーツは髪のカチューシャ部分、ふんどし部分

クリアパーツには細かいラメが入っており、裏にはモールドも入っている

写真だとわかりづらいが白ランナーとグレーランナーもキラキラしており、ラメが入っているようで白はパールホワイトのように、グレーはライトガンメタのようになっている

今回は製作の際にクリアパーツの裏をシルバーで塗装し、キラキラ感をアップさせることにした

完成

全体的に可動軸を細くする調整は必要が無く組みあがりました。しかし緩いと感じる部分もあり太くする準備をしていた方がよさそうでした。自分のは特に股関節が外れやすくポージング中何度も外れました。

説明書によると非武装状態がくノ一モードとのこと

後ろ髪が太腿まである黒髪ロングで,可動の妨げになるとされる髪がここまで長いのは珍しい

武装モード、説明書によると侍モードや武者モードではなく武装モードとのこと

各所に装甲が増えクリアパーツが増えたことによりSF感が増した、またクリアパーツの裏をシルバーで塗っているので光を反射し明るくなり、モールドも見やすくなっている。

色が足りない部分は装甲各所の白いラインと腰のクリアパーツの先端の濃いグレー、額の中心のブルー、刀の柄の部分の4色

武装は4振りの刀のみ、長い方が「テンカイ」短い方が「サツガ」

スタンドが付属、先端の形状が変更になっている

額の飾りは3種類で角無し、くノ一モード用、武装モード用

3mm軸で接続している

腰の武装用ジョイントは2種類あり、左が標準で、右がカスタム用

クリアパーツは1対なので交換の際はクリアパーツも付け替えが必要

素足用拡張パーツ

別売りのイノセンティアの足を装備する際に使用し、太ももの横に3mmの穴を設けることが出来る

足裏に刀を装備するためのジョイント

左右には3mm軸があり足裏に装備する以外にも使えそうである

くノ一モード可動

長い髪は2本に分かれた根本と後頭部の装甲の付け根の2段階で可動し、毛先は頭の上まで上げることが出来る

前から見るとこんな感じ

首にメガミデバイスのような横方向へのスイング軸があり、大きく傾けることが出来る

髪の可動もあり横向きは難なくこなせる

首の前後は前に倒れるが、上向きは苦手で顔をあまり上げることが出来ない

胸下の可動軸は今まで同様に前後左右の可動軸+ボールジョイントになっている

胸下の可動軸により前後のスイングができる、しかし自分の個体は緩かったのポージング中にボールジョイントの部分でポロリ多発でした。

肘は1軸で100度くらいの可動、肩を回転させなくても腕は上まで上がる

胴体側の内側には引き出し機構があり、胸より高い位置なら腕をクロスさせることが出来る

股関節には胴体側の引き出し機構、足側にも引き出し機構があり広く可動する

足を組むことも出来る

膝は2重関節で、太ももの裏にあるリボンと干渉しているように見えるがリボンを外しても変わりはない

足首は回転軸とボールジョイントの接続で、つま先も可動する

武装モード可動

武装モードは体の各所に装甲が増えたことにより可動に制限が増えた

肩は装甲が増えたことにより腕を横に上げること出来なくなった

胸下の可動も同様でお腹の部分の装甲が厚くなり捻り動作が狭くなったが、脇下の装甲は3mmのボールジョイントで付いているので必要に応じて稼働するため前後動作はくノ一モードと同様に動く

可動の一番の問題がココ

背中の武装の装備箇所が髪の間から出ていること、さらに刀が縦長のため首を回す動作がほぼ出来ない、首を回す際は髪を一番高い位置まで上げる必要がある

刀の接続部分には可動軸があり羽のように広げることが出来る

腰のサイドパーツは稼働し90度まで跳ね上げが出来、前垂れも左右別々に動く

さすがにくノ一モードまでは上がらないがポージングするには十分なくらいまで上がる

膝の可動はくノ一モードと変わらず

足首の横方向への可動はスネの装甲があっても非常に広く可動し接地性が高い

前後の可動に関しては2重関節になっており、つま先も上側へ若干可動する

写真ではスネの装甲を外しているのでここまで上がるがスネの装甲を装備すると45度上げたくらいで干渉してしまう

ボールジョイント部分での外れ防止

股関節のボールジョイントと上半身とのボールジョイントが外れやすかったので対策

ランナーが入っていたビニール袋の角を切断しボールジョイントにかぶせることにした

奥まった部分なので多少はみ出ても問題ないが、気になる場合はニッパーやデカールバサミなどでカットを

比較とカスタム性

サイズ差比較

轟雷より背が高く約160mm、1/12サイズで計算すると身長190cmとなる

イノセンティアの素体手足も問題なく取り付けできる

額に3ミリ穴があるので色々装備が可能

カスタム用の3ミリ穴が胴体側面も左右2個づつ、ふくらはぎの左右に1個

足の正面にはスネに1個と膝の白いパーツを外すと3ミリ穴が出てくる

腕は二の腕、肘、手首の位置の3か所に3ミリ穴が設けてある

膝の上側にの接続に3mm軸が使われていた

太もも側に3mm穴があるので何かしらカスタム出来そうではあるが、いい案が思い浮かばなかった…

色々撮影

武装モードパーツを並べてみた。こうして見ると結構ある

抜刀「テンカイ」

二刀流マガツキ

大きなアクションを撮るなら背中と肩の武装は外した方が良さそうでした

足に肩アーマーはエルガイムみたいでアリかも!

なんちゃってドゥルガー装備

4刀流奥義「秘剣・禍月四連」

4刀流で何かネタが撮りたかったので1枚

まとめ

バリエーションはたくさん出てましたが完全新作FAガールが出たのは久々だったので楽しく組むことが出来ました。デザインもいい意味ですごい、鎧武者の衣装に褌、正面から見たらそこそこの重装甲なのに後ろ姿がお尻丸出しとは…。踵に刀を取り付ける発想もトリッキーではあるが中二心をくすぐる感じがまた良く、せっかく刀が4本あるので4刀流なんてことも出来ます。

ただ武装状態での後ろ髪の干渉がひどいので刀の位置を変更したり、肩アーマーの位置を変更したりと遊びやすい位置を探りながらカスタムしていました。

個人的には肩アーマーを足に取り付けて、背中の刀の位置をできるだけ下に組むとアクションをつけやすくなりました。これなら肩回りがすっきりし、刀を使ったアクションも難なく決まり、後ろ髪の干渉も髪を少し上に上げるだけで回避できるのでストレスは減ります。

以上マガツキのレビューでした

 

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