みなさんこんにちは”らふちー”です
この度SEKIROの1週目をクリアしたので感想とか色々上げようと思います。普段はプラモばっかり組んではいるのですがやりたいソフトがあればゲームもするという感じです。
まず素直にSEKIROをプレイして「楽しかった」です。そして「ものすごい達成感」でした。ボス戦ではクリアできず試行回数が増えてイライラしたり、1度は心折れて辞めてましたが、クリアできた時の達成感は他のアクションゲームでは味わえないものでした。
私は、デモンズソウル、ブラッドボーン、ダークソウル1、ダークソウル3(途中まで)とプレイして来てこのSEKIROは5作目のソウルゲーになります。難易度がえらく高いと評判だったのは知ってはいたのですが、やはり一度序盤で心が折れてしまい1年ほど放置していたゲームです。最近、思い出して始めからプレイし直してみたらソウルシリーズの癖が抜けたのか上手く立ち回れたのでそのままプレイを続行し現在1週目のクリアまで至りました。
まずSEKIROって何?
SEKIROとは、2019年にフロムソフトウェアが発売した戦国忍者アクションゲーム。開発元のフロムソフトウェアは高難易度ゲームで有名なダークソウルやブラッドボーンを開発した会社で、このSEKIROも例にもれず高難易度の死にゲーとなっています。
舞台は戦国時代末期、葦名という山奥の地でプレイヤーは主君を攫われ、左腕を切られた忍者となり主君を取り戻しに行くというもの。忍者らしいアクションが多数あり、ステルス行動や鍵縄による移動、手裏剣攻撃、当て身による回避など今までにないものがあります。舞台が日本ということで雪の舞う城、紅葉舞う寺、仏像が並ぶ谷など日本要素を取り入れたステージとなっており、敵キャラクターも侍や忍者、僧兵などが登場します。
最初に戸惑ったソウルシリーズとの違い
・ビルド要素が無く、細かいステータスが無い。
プレイヤーは”狼”というキャラクターを操作し物語を進めていくことになるのですが、まずレベルが無い。育てられるステータスは攻め力(攻撃力)と体力のみで、あとはスキルを取得を励むのみ。攻め力は大ボスで、体力は中ボスを倒すともらえるアイテムの使用で上昇しますのでザコ敵を倒してもレベル上げにはなりません。ザコ敵を倒すともらえるのはスキル取得用のポイントのみです。
・ジャンプが操作がある事。
今までソウルシリーズにはジャンプというアクションが無く、段差は越えられないものだったが、今回主人公が忍者ということでジャンプアクションが追加された。これにより壁や段差が越えられ、建物に上れ、敵は踏み越え、攻撃も越えられるようになりアクションの幅が広がったこと。さらに鍵縄アクションにより特定の場所に鍵縄を引っ掛けて大きく移動できるようになっています。
・装備が極端に少ない。
メインで使う武器は変更できず刀に固定され、サブで切り替え可能な忍具が存在するくらいです。防具というものも無く、消費アイテムはあるくらい。今まで敵に応じて武器を変更できたが今作ではどのような敵が出てきても刀で戦うことになります。
・スタミナではなく体幹ゲージへの変更と忍殺の実装。
簡単に言うと体幹ゲージはMAXまで溜まると大きく怯みスキが出来てしまうもので、このスキができた状態だと忍殺ができ、ザコ敵なら1撃必殺、ボスなら1ゲージ分殺せる技。体幹ゲージはダメージを受ける、弾く、防御するなど動作を行ったときに溜まるゲージで、攻撃やダッシュでは減らないので攻撃が無限にできるようになり、無限にダッシュもできるようになっています。
・パリィの廃止、弾き(ジャストガード)へ変更。
今回パリィをとることは出来なくなり代わりに”弾き”というものになってます。弾きとはジャストガードのようなシステムで弾きが成功すると相手の体幹ゲージにダメージが入るというものです。つまり正面からではすぐに決着をつけられないようになりました。バックスタブもあるにはあるのですがこちらも忍殺という形になっており、相手に見つかっていないのが条件となっています。
SEKIROが難しいと感じた部分
・レベルを上げてのゴリ押しが出来ない
おそらくこれが一番の心折れポイント、他のソウル系ゲームではチュートリアルボス撃破後から敵を倒して貯めたポイントを使いレベルを上げていくシステムではあるのですが、上でも説明したようにSEKIROでは大ボスが最大攻撃力アップアイテムを、中ボスが最大HPアップアイテムを落とすのです。さらにSEKIROには防具の類が無いので被ダメージを簡単に減らす方法がありません。つまりは目の前のボスが倒せない場合、ステータスを全く上げられないということ、ステータスを上げられないということはボスを倒せないということという悪循環に陥ってしまい詰んでしまうのです。私も折れました序盤の赤鬼で…
SEKIROでボスを倒す方法はただ一つプレイヤー自身のスキルを磨くこと。これしかないのです、ダークソウルをプレイしてきた人たちには縛りプレイのように感じてしまうかもしれませんが、これがSEKIROなのです。
・戦闘スタイルが刀に固定される
SEKIROではメイン武器を刀1本に固定されています。手裏剣、槍、傘などありますがどれも消費アイテムを使って発動するものでありメインにできません。つまり槍を使った槍チク戦法や飛び道具を使った遠距離戦法、両手武器でたたき伏せてダウンを取るなどソウルシリーズで使ってきた多くの戦法が封じられてしまっているのです。
・ジャンプの追加による難易度アップ
ジャンプが追加されれば戦闘は楽になります、ジャンプで下がり、ジャンプで近づける、相手を跳び越すことも出来ます。しかしそれもザコ敵の場合のみ、ボス戦の場合はガード不可のジャンプ回避を要求される場面が多々出てきます。ガン盾プレイしてきたプレイヤーにとっては恐怖しかない状況が普通にあるのです。ソウルシリーズでは回避行動はステップとガードの2種類だったのが、SEKIROではステップ、ガード、ジャンプの3種類に増えてしまっているのです。選択肢が増えるということは間違いが増え、結果的に被弾率の増加につながってしまっているのです。
どこがおもしろいの?
・やはり達成感
上で難しいと述べてきましたが、それはつまりクリアした時の達成感は今まで以上ということ。苦労の末クリアする感動や達成感は何物にも代えられないものがあり、それが難しいと言われている物ならなおさらです。
・弾きによるチャンバラアクション
SEKIROで重要なアクションである弾きは戦闘におけるメイン動作と言ってもいいです。この弾きを戦闘中に2連続、3連続とどんどんと決めていくのが楽しいのです、時代劇の中の剣戟の打ち合いをしているようで爽快感があります。爽快感ついでに相手の体幹ゲージにダメージを入れることが出来るので一石二鳥です。
余談ですが友人が弾き無しでステップ回避やダッシュのみのプレイをしていたので、どうだったか聞いてみたところ1回の戦闘時間が非常に長いと漏らした、結果的に弾きを使って体幹ゲージを削り適度にHPにダメージを入れた方が早く戦闘が終わるそうだ。
最後に
私は一度心折れたパターンの人で1年くらい開けてから再び最初からプレイしてクリアしました。というか何とかギリギリクリアできた感じです。いやーホントクリアできた良かったです…、ラスボス強すぎです3時間以上やり直しました。
SEKIROをプレイしてからというものあまりのバランス調整の絶妙さやアクションゲームとしての完成度、ギリギリ勝てるぐらいのレベル調整に心奪われてしまい他のアクションゲームが出来なくなってしまいました。というか緊張感が足りなく感じ、退屈に感じてしまうような現象に苛まれてれています。これから始める方は注意をお願いします(自分だけか
それではみなさん良いゲームライフを