ACプラモ ハングドマン再戦ver パチ組レビュー

★プラモデル
発売日 2014/7
メーカー コトブキヤ
価格 8800円 税別
全高 約180mm
スケール 1/72
登場作品 アーマード・コア V(PS3) 

「愛してるんだ、君たちを!ハハハッ」

アーマードコアのプラモデルキットシリーズであるV.I.シリーズから、主任のACであるハングドマンが発売されています。V系ACはブールーマグノリア、ヴェンジェンス、アグニ、タンク型が発売されており、武器セット1種、グラインドブレードとヒュージキャノンセットが出ています。

外箱にも書かれていますがV系ACは、他のV.I.シリーズであるネクストACとノーマルACとの互換性は無くV系AC間だけでのパーツ交換が可能となります。

主任の立体物は実は2つあり、このコトブキヤ発売のこのプラモデルとバンダイのスーパーロボット超合金シリーズから発売されました。

注意:パーツのはめ合わせが非常にキツイため要調整でした。また、関節も固いためこのままではポージング中に破損の恐れがあります。

スポンサーリンク

パッケージ

外箱

箱のサイズはヘキサギアのスティールレインやウィアードテイルと同じサイズ

取説

スタッフコメント有り

デカール

ランナー

ランナー色は濃い紫寄りの青でラメが入っており金属感を出している

ABS製 黒ランナー

本体のフレーム部分と黒色の部分に使用する

武器ランナー

小物ランナー

完成

非武装 正面

写真からわかる通り色分けは濃い青とフレーム部分の黒のみでオレンジの部分は塗装する必要がある

非武装 背面

武装状態 正面

武装状態 背面

左側面

右側面

頭部は2種類、通常ヘッドとOW時ヘッド

武装はレーザーライフル2種とバトルライフル

武装ハンガーパーツが5種

インサイド展開用パーツ

オーバードウェポン担架用パーツ

手首パーツは武器持ち手の左右1種類のみ

脚部シールド展開用パーツ

余剰パーツ

別バージョンのためのバトルライフル用のパーツと脚部パーツ

余剰の球状ポリパーツ

各部アップ

頭部アップ

主任の特徴的な頭部が再現されている

モールドがめちゃくちゃ入っている

肉抜き穴のない素晴らしい造形

胴体のアンテナが細いので破損注意

V系ACの特徴的な左右非対称脚部

見えない装甲版の裏にもモールドが入っている

腕部

カラサワ

ハンガーのレーザーライフル

バトルライフル

脚部シールド

脚部側面

脚部裏

ゲームでよく見る背面

足裏にもしっかりモールドあり

ギミック

武装変更は可能でハンガーにある物を持たせたり、ハンガーに取り付けたりできる

インサイドの開閉はパーツ差し替え方式

かかとのアンカーは可動式

脚部シールドは前後展開が差し替え式で、横展開部はスライド式で展開する

スタンド取り付け位置は2ヵ所、背中と股関部

スタンド取り付け穴は両方とも四角

オーバードウェポンの担架パーツは背中のパーツと差し替えて取り付けする

グラインドブレード装着、重量バランスが悪くスタンド必須

可動範囲

頭部の接続はボールジョイントなのだが、左右は問題ないが上下はほぼ動かない

肩の回転は360度ぐるりと回る

肩と腕の付け根に左右スイングとロール軸がある

肘の可動は90度くらい

手首は軸接続なので360度回る

胴体の回転

脚部との干渉ありだが360度回せる

足の上げ方向の可動

90度上がるが足が短いせいブーストチャージポーズがうまく決まらない

股関節の開き可動

膝の可動は45度くらいと控えめ

足首は前後左右可動し、つま先も動く

胴体のプースター4個はボールジョイント接続になっているので可動する

サイズ、拡張性

ネクストと比較 倍近い身長差がある

1/144 EG ガンダムと比較 ほぼ同じ大きさ

バルクアームと比較 バルクアームの方が少し大きい

頭部の接続は襟回りのベースがV系ACの共通規格になっておりベースごと頭部を交換する

頭部の接続軸は2mm

腕部は4mmの軸接続 

コア

脚部

胴体との接続は4mm、股関節は3.2mm軸に球状ポリパーツがついた関節になっている

足首も外すことができ、4mmで接続されている

コトブキヤから出ているMSGシリーズを持たせてみたが普通に持つことが出来た

腕が90度に曲がっているのがデフォルトのため、グリップより後ろに長い物が持てない

ゲーム中同様に逆手持ちをさせればOK

グリップの形状次第では緩かったりする

3mm穴、3mm軸は無いのでMSGを使った本体へのカスタマイズは加工が必要である

 

発売されているV系の武器はセット1個とオーバードウェポンセットのみで、値段が高騰していたりするのでMSGで代用するしかないです

まとめ

これでもかと入れられたモールド、シャープなアンテナ類、肉抜きのないボディ、見えない部分までの造形とハイクオリティプラモデルではあるのだが、どこもかしこもパーツが固く調整が必要と製作難易度は高め。また、無塗装派にも優しくなくこのままでは主任のカラーリングではないのも難易度を上げる要因となっている。ABS素材が各部のフレーム部分、つまり内側部分に使われているので塗装の際は注意が必要である。

可動も控えめでゲーム中の動き以上の動きは出来ないが私は気になりませんでした。MSGを使ったカスタマイズは手持ち武器なら可能なのはいい発見でしたのでV系武器を何か再現してみようと思います。機体各部は4mm接続なのでヘキサギアやフレームアームズとは互換性は無いのでパーツ交換は無理のようです。

取説のパーツ解説が実に興味深く、OW時のヘッドは壊れただけでツインアイではないや、胴体や肩のアンテナ状のパーツはワイヤーカッターだったり、主任のセリフが挟みこまれていたりと読んでいて楽しかったです

以上、ハングドマン レビューでした。

AC系のプラモは値段が高騰している物が多いので購入の際は注意です

タイトルとURLをコピーしました