【アニメ】映像研には手を出すな! 面白かったので感想

★アニメ/ゲーム/他 感想

”女子高生3人が繰り広げるアニメ製作コメディ”

みなさんこんにちは”らふちー”です。

TVアニメ映像研には手を出すな!が面白かったのでここで感想を書こうと思います。

 

こちらのアニメに含まれる要素は

・青春部活もの

・アニメあるある、アニメ制作あるある

・ドタバタコメディ

・凝った演出

 

なぜこのアニメを選んだかと言うと高校生から就職までの間くらいに手書きMADを作ろうとしていた時期がありまして(線画で挫折しましたが…)。SHIROBAKOというアニメもあったのですがこちらは主人公が社会人だったので、どうせなら現実逃避しやすいこちらの作品を見よう!ということになりました。

 

スポンサーリンク

作品概要

高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。
スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、
1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。
そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。
さらに、同級生でカリスマ読者モデルの水崎ツバメが、実はアニメーター志望であることが判明し、
3人は脳内にある「最強の世界」を表現すべく映像研を設立することに……

「月刊!スピリッツ」(小学館)にて好評連載中の大童澄瞳のデビュー作に、
国内外で数々の賞を獲得してきた湯浅政明監督&スタジオ「サイエンスSARU」が手を出した!!
キャラクターデザインは浅野直之、音楽はオオルタイチが加わり“最強の世界”を“最強のスタッフ”でつくり上げる。
全世界が注目する電撃3人娘の冒険譚が始まる!!!!

アニメ公式サイトより引用

 補足をすると舞台は2050年と少し未来の設定で、芝浜高校という人工島に建てられた増改築を繰り返し複雑怪奇な出で立ちとなった高校を舞台に、設定を考えるのが大好きな「浅草みどり(パッケージ中央)」、お金儲けを企む「金森さやか(パッケージ右)」、アニメーターになりたい「水崎ツバメ(パッケージ左)」の3人が映像研を作りアニメ制作を挑むドタバタコメディ作品となっており、回が進むにつれ音響部やロボ研、美術部、PC部などを巻き込みアニメ製作の幅を広げていく。原作の3巻までの内容を映像化しており、放送は2020年にNHK総合で全12話行われた。

スタッフ&キャスト

監督:湯浅政明 (四畳半神話大系  ピンポン THE ANIMETION  夜は短し歩けよ乙女)

脚本:木戸雄一郎 (Dr.STONE) 

音楽:オオルタイチ (キックハート)

キャラクターデザイン:浅野直之 (おそ松さん 魔法陣グルグル〈2017〉)

美術監督:野村正信(装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 楽園追放 -Expelled from Paradise- ニンジャバットマン)

色彩設計:中村絢郁

撮影監督:関谷能弘

編集:齋藤朱里

音響監督:木村絵理子(四畳半神話体系 夜は短し歩けよ乙女 機動戦士ガンダムUC )

アニメーション制作:サイエンスSARU (夜は短し歩けよ乙女 夜明け告げるルーのうた DEVILMAN crybaby)

 

オープニングテーマ:「Easy Breezy」

歌:chelmico 作詞:Rachel,Mamiko 作曲:ryo takahashi,Rachel,mamiko 編曲:pistachio studio

エンディングテーマ:「名前のない青」

歌:神様、僕は気づいてしまった 作詞作曲:和泉りゅーしん

エンディングアニメーションには原作者である大童澄瞳さんも参加している

 

*キャスト

伊藤沙莉(浅草みどり役)(実写映画「獣道」 実写映画「全員、片思い」 実写映画「タイトル、拒絶」) 

田村睦心(金森さやか役)(小林さんちのメイドラゴン ヨルムンガンド キルミーベイベー  ミイラの飼い方)

松岡美里(水崎ツバメ役)(今作がTVアニメデビュー作)

実写作品もあり

2020年にTVドラマとして全6話放送されている。映像研の3人はそれぞれ、浅草みどりを齋藤飛鳥さん、金森さやかを梅澤美波さん、水崎ツバメを山下美月さんが演じている。内容は原作1巻の予算審議委員までの内容を映像化しており、同年に映画も公開している。映画は2巻の文化祭までの内容となっている。

感想

このアニメはタイトルは知っていたが見てはいなかった作品で、まとめ見Blu-rayが発売されたのを機に買ってみました。私はレンタルより買って見る派です。

内容は上で説明している通り女子高生3人によるアニメ制作コメディです。この3人による掛け合いがおもしろく、古風でべらんめぇ調でダミ声のリーダー浅草氏(パッケージ中央)、ダウナーだが高圧的になったりするハスキー声の金森氏(パッケージ右)、明るくハキハキたまにズバッと痛いとこをつく高い声の水崎氏が、毎回自分の好きなことを語るシーンは各キャラクターの熱く語るツボが違うので見ていても聞いていても面白かったです。

演出面でも他のアニメとは一味違う部分があり、浅草氏や水崎氏が自分の設定を語るシーンでは語っている内容が映像になっている時は水彩塗りのような色使いになり効果音も人の声になっており現実と空想の区別がわかりやすくなってました。原作ではわかり辛かった効果音回りの話や動画に関する話も映像で見るとなるほどな~となりました。音響部の百目鬼(どうめき)氏が”どこを歩いても同じ足音”に気持ち悪いと吐いたのも納得です。

好きなシーンは5話のロボ研との人型ロボのロマンを語るシーン。これに関してはロボアニメ好きの人は共感できるのではないでしょうか、私もロボアニメ好きとしてとてもとても共感出来ましたし、”リアルが人型ロボを求めてない”という言葉にはグサッときました。この時の”リアル”がさすものは”現実の科学”と”現実の視聴者”なのかと思ってしまいました。

最後に、この作品の私の好きなキャラクターはズバリ”金森氏”、きっと子供の時ならこういう怒りっぽかったり高圧的なキャラクターは苦手だったでしょうが、大人になっている今から見ると仕事ができる仲間思いの部分も見えるので好きなキャラクターでした。

以上、映像研には手を出すな!の感想でした。

 

タイトルとURLをコピーしました