発売日 2021/8 メーカー マックスファクトリー 価格 6800円 税込 全高 約160mm スケール NONスケール 登場作品 マックスファクトリーオリジナル デザイナー Tony
2021年8月にマックスファクトリーより新しい美少女プラモシリーズが発売されました。シリーズ名は”ギルティプリンセス”、公式サイトによると ”「バトルメイデン」と呼ばれる美少女たちは、童話や神話などがモチーフになっており、より女性らしい柔らかさと可愛さ、そして今後の展開による背徳的要素がキーとなるプラモシリーズ”、だそうです。
キャラクターデザインはイラストレーターである″Tony”氏が起用されています。Tony氏といえばセガ発売のシャイニングシリーズのキャラクターデザインなどを行っておりました。最近ではアズールレーンで龍鳳やセントーのイラストを描かれています。
パッケージ
外箱
Tony氏のイラストが描かれている
Tony氏のイラストを模型店で見ることが出来るとはまさかの事態です(最高
箱のサイズはメガミデバイスくらい
取説
デカール
瞳とダイヤとクローバーと数字
水色の長方形はの物は後述のエネルギーカートリッジ用である
黒ランナー
白ランナー
金ランナー
肌色ランナー
赤ランナー
台座パーツ
軟質パーツ
表情パーツ
パーツは始めからつや消しのような仕上がり
肌色ランナーの一部が塗装済み
ABSパーツの表記がランナータグには書かれておらず取説で確認が必要です
完成
正面
メイドロイドのミャオ完成 製作期間は2日ほど、創彩少女シリーズより少し時間がかかるくらい
パチ組でも色分けはされておりイラストと変わらない出来である
首の金色のリング状のパーツが抜けてきやすく私は接着しました
背面
腰の位置と肩甲骨の位置に3mmの穴があり、支柱の取り付けやスカートの取り付けに使用できる
メーカーは違えど3mm軸の仕様は一緒のようです
台座
支柱は長いものと短い物が用意されているが、短い方でも十分な長さがあるので長い方は使い道なさそうです
取説では使用しない余剰パーツ
金色のパーツは3mm穴なので好きなところに使用可能
お顔アップ
カワイイ!
お腹アップ
お腹周辺には服のシワが表現されている
足回りアップ
ハンドパーツ 3種
握り手、武器持ち手、開き手と少し寂しい印象
頭部パーツは豊富で
前髪パーツが2種、ツインテール、シニヨン、金色の髪留め?
隙間が空くが猫耳を外すこともでき、頭部は色々なバリエーションを作れます
首元のリボンは鍵型のアクセと選択式
スカートアーマー
スカート装着
上半身にも装着可能
ミャオより大きい機動砲器ブルームストライカー
エネルギーカートリッジ8個付属
箒の組み替えとエネルギーカートリッジを使い搭乗モードへ
エネルギーカートリッジは1個余ります
箒は3mm軸のパーツで構成
取説ではランスモードがあるが組み換え次第でハンマーも可能
可動
頭部可動
首の根本と頭の根本の2ヵ所がボールジョイント接続となっている
ショートヘアのため干渉は少ない
腕の可動
腕を回さないでの上げ方向は90度ほどで、肘は60度くらい
二の腕にはロール軸があり、手首にスイング軸も入っている
前への可動
肩のフリルが回転し干渉はしないようになっている
胸の下はボールジョイントで接続されている
前後の可動は出来るが、回転と左右可動は控えめ
足の可動
股関節部に引き出し機構は無し、股関節はメガミデバイス同様の ⊥状のパーツだが上側がボールジョイントになっている
股関節の横可動
足首の可動は前後左右回転があるので接地性が良い
太ももにロール軸があるが燕尾が邪魔し女の子座りは出来ない
そのため椅子に座ることも出来ない
スカートの可動
上下左右の可動軸があるが腰とスカートが付いているパーツに挟まれているため可動が窮屈、
尻尾は3パーツで構成されており接続の向きにより尻尾の表情を変えることが出来る
サイズ比較、互換
メガミデバイスと創彩少女と比較
創彩少女シリーズを作った時は大きく感じたがギルティプリンセスはさらに大きいです、1/10スケールくらい?
頭部ボールジョイント径は創彩少女シリーズとFAガールと同じ径のため交換可能
肩は3mm軸接続のため他の美少女プラモには使えない
二の腕も3mm軸のため交換可能、メガミ腕と比較してギルティプリンセスの方が長いです
白い腕に交換すると手袋をしているように見えます、ギルティプリンセスにメガミデバイスのパーツを使うと緩く、ギルティプリンセスのパーツをメガミデバイスに使うときついです
足の交換も3mm軸接続なので可能だが股関節の軸が長く、奥まで入らない。逆も不可でメガミデバイス側の軸が届かず、腰周りが干渉してしまう
太ももの接続も3mm軸
尻尾も3mm軸接続のため他のシリーズにも装着可能
スカートもOK
ポーズ撮影
パケ絵再現
箒に搭乗
箒キャノン
メイド待機ポーズ
まとめ
フィギュアメーカーであるマックスファクトリー製のプラモデルだけあって第1弾からとてもとてもカワイイ仕上がりで、Tony氏のイラストを再現しています。これは今後の展開にも期待できます!。製作時間も2日と製作カロリーは創彩少女シリーズより少し高いくらいなので楽でした。
可動に関してはアクションフィギュアであるfigmaと同等ぐらいとコトブキヤ製のプラモデルを作っていると控えめな印象を受けました、ハンドパーツも少なく私は指の閉じた平手が欲しかったです、それがあれば手をお腹の前で重ねて待機ポーズも決まるのですが…。おパンツが軟質パーツなのが謎で可動のための軟質というわけでもなく、プラモの売りにしては宣伝も公式サイトのイラストにあるくらいなのでやはり謎です。
イラストレーターのTony氏はセガ発売のゲーム、シャイニングシリーズで知っており画集も買ったりしておりました、この手の美少女イラストの絵師さんとプラキットは無縁だと思っていたので、元となるイラストを誰が描くかも期待が膨らむところです。もしかしたら岸田メル氏やNOCO氏、トリダモノ氏もプラモ界に参戦の可能性が出てきたということですか! (私個人的には大槍葦人氏のが欲しいです)
そういえば謎がもう一つありました。”ギルティプリンセス”という名前なのにギルティ”罪”要素とプリンセス”姫”要素が見当たらないこと、メイドロイドと名前がなっているとおり姫ではなくそれに仕えるメイドなので姫要素は無いわけです。ではギルティ”罪”要素があるかと言うと正直どこにも無いような…、アンドロイドもので罪があるとすれば創造主の方だったりすると思うので、シリーズ名の意味が分かるのは今後に期待でいいのかな?
以上、メイドロイド ミャオのレビューでした。