【青島文化教材社】リモコン10式戦車を改造してみる

その他

みなさんこんにちは”らふちー”です。

前回製作した青島文化教材社の販売しているリモコンプラモデル10式戦車、最後の方で述べた不満点を改善していきたいと思います。加工しやすいのがプラモデルのいいところなのでどんどん改造していきましょう。

前回↓

 【青島文化教材社】有線リモコンで動かせる戦車のプラモを作ってみる

ー改造案ー

・リモコンと本体を分離可能にする

・履帯が電線を踏まないようにする

・砲塔をリモコンで回転できるようにする

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リモコンと本体を分離可能にする+履帯が電線を踏むのを回避

まずリモコンと本体が分離出来ないという問題、動かして遊ぶぜ!という方には問題ないですが本体だけで飾りたいという人には問題です

ー準備したもの

・エーモン カプラー4極 コネクタ

カー用品店やホームセンターなどで売られている電線を中継するためのコネクタ、0.08sq~0.3sq相当までの電線に使用できる

・エーモン 細線用電工ペンチ

上のコネクタを処理するためのペンチです

 

ー作業

まず本体から出ている電線を3センチくらいのところで切断

電線を穴から抜きます

電線を説明書通りにコネクタ処理していきます

ピンは予備が1本ありますので1回なら失敗できます

電線の被覆を剥きピンを圧着するのですが電線の太さに不安があったので芯線を一度折り返しました

本体側をオスにしました

これはショートを防ぐためで、オスコネクタ側は異物が入った場合隣のピンと接触する危険があるためです

カプラに差し込み完成

この時奥まで差し込むために爪楊枝を使用しました

リモコン側も同じく処理すれば完成

コネクタの抜け防止の爪が赤丸のところにあり、抜き差しが固いためカットしました

カットしたのがこちら、これで抜き差しが楽になりました

 

電線の出ている位置変更 

車体後部に凹みモールドがあったのでその部分をカット

同じく後部の蓋になる部分もカット

電線をカットした部分から出せばOK

これで旋回時に電線を踏むの防げます

コネクタは車体内部に収納可能なので本体だけ飾りたい場合も電線が外に出ないので安心

砲塔をリモコンで回転できるようにする

このキットの不満点だった砲塔がリモコン操作できない部分をできるようにします

ー準備したもの

・結束バンド100mm 1本

・絶縁テープ

・2mmのピンバイス

・6mmのドリル

・ペンチ 

・タミヤ ソーラーモーター03

このモーターが探したもの中で一番薄かったからです

・ミニ四駆用 ターミナル

・プーリーセットS

プーリーは車体の中に入れるため小さい物を選びました

・エーモン ダブルコード 0.2sq

カー用品店で購入

・エーモン カプラー2極

・トグルスイッチ(ON-OFF-ON)

カプラーはカー用品店で、トグルスイッチはホームセンターの工作キット売り場で購入

 

ー砲塔旋回のための電気回路ー

DCモーターの正逆回路をネットで探してきました、トグルスイッチのポジションでモーターに流れる電流の向きが変わるようになっています

今回の作業にあたっての配線イメージ

電池の+側とー側、そして電池の+とー間から配線を行うようになっています

トグルスイッチを傾ける方向によって赤ラインと緑ライン、青ラインと緑ラインで切り替えて電流の流れる方向を変えモーターの回転方向を変化させます

   

ー作業ー

リモコンの中心位置、下から約14mmの位置にトグルスイッチのための6mmの穴を空けます

この位置だと下の基盤とぶつからずに取り付けできます

取り付け完了

電池BOXも改造

オレンジの電池を押さえるパーツを撤去

左右に取り付けてある電極を中央で切断し分割

繋がっていた電線を下になる方に繋ぎ戻します

上側の電極には10cmくらいのエーモンダブルコードを割いて接続

ミニ四駆のターミナルで電極を追加で製作

出っ張りを切断し穴の開いている方にに1mで切ったエーモンダブルコードをつなぎます

ダブルコードで作った電極をトグルスイッチに接続

写真では左側にー側、中央に追加で作った電極の電極を繋いでない方の電線、右側に+側の電極が来ています

トグルスイッチの接続も電線を穴に通してよじってます、隣との接触が怖かったので結束バンドで固定しました

蓋を戻して完成

 

車体側を改造

車体前方部分にモーターを入れていきます

モーターは取り付け金具を付けた状態では左右は丁度ですが上下に大きく出てしまいます

モーターの取付金具を下から1.3mmの位置でL字に曲げ加工

1.3mmで曲げましたがこれでもモーターのシャフト部分が2mmほど、プーリーが1mmくらい車体にぶつかってしまいます、しかしこれ以上曲げるとモーターにつながる電線が車体の底から出てしまいこの位置にしました

金具を下に通す穴を加工

金具を固定する穴とモーターの電線がぶつかる部分も穴をあけて干渉を回避

モーターに付属していたネジで裏から取り付け

上手く入りました

モーターに取り付けたプーリーは金具に接触するギリギリまで下げました

車体上部のモーターノシャフトがぶつかる位置に2mmで穴あけ

モーターの電線に20㎝で切ったダブルコードをよじって接続

絶縁テープで絶縁処理しモーターとモーターの間に詰め込みます

電線はギアボックスの横の隙間を通し車体後部へ

電線はリモコンを分離させた時と同様にエーモンの2極カプラでコネクタ化、この時電線の長さを元々の電線と揃えておく

砲塔接続部分にプーリーの一番大きい物を取り付ける、ネジはモーターに入っていた木ネジを使用しプーリーが車体に接触しないくらいで締めるのやめておく、ネジを奥まで締めてしまうとプーリーと車体が接触し回らなくなってしまうので注意

プーリーとモーターを繋がなくてはならないが、まずプーリーに同梱してある小さい方の輪ゴムを写真のように先端の突起に引っ掛ける

写真の位置にする

そしてピンセットを使い輪ゴムをモーターに掛ける

車体を蓋すればいいのだが、1mmほど浮かせて閉じないとモーター側のプーリーが車体上部に接触してしまい回らなくなるので注意

車体後部も閉じれば完成

 

リモコンの配線が気になったので束ねておいた

別になくても支障は無いが気になったのでコイルチューブでまとめておいた

 

ー動作ー

電池の取り付けは追加で作った電極を上側の電池の間に入れる必要がある

上側の電池が砲塔旋回用、下側の電池が履帯動作用の電池になっている

電源回路を別々にしなくても追加の電極を元々の電池の間に入れれば出来たが、回路上砲塔を回すと電池が片減りする可能性があったため今回は別回路とした

動作させた結果、旋回速度がとても早い!

プーリーの比率も現状これが限界でこれ以上減速させる手段が無く、今回はこれで完成にしまう

まとめ

作る前は不安だったのですが作ってみれば簡単でした、製作期間は3日くらいで作業しているよりも部品をあてがって寸法確認している方が長かっです。

自分は設計図を描いて作るタイプではなく現物合わせで作業を進めていくタイプなので、うまくいかない時もまああるのですが今回はうまくいった方ですね、良かったよかった。

砲塔の旋回速度が速いのは気になるし任意のところでうまく止められないので課題ではあるのですが現状改善方法が思いつかないのでとりあえず終了にします。

以上、青島文化教材社10式改造でした

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