【自作】縦回転12連発 塩ビ管ボトルマン「ローリングエンビー」

★その他

みなさんこんにちは

前回、塩ビ管でボトルマンを作ってみた私なのですが

 塩ビ管で自作ボトルマンを作る【塩ビ丸】

新しいアイデアが浮かんだのでまた塩ビ管ボトルマンを作ってみました。

 

公式では出ていない縦回転の連射できるボトルマンを作りました。

公式の縦回転はワンダーグレープのみ、トリガーを押し下げてキャップをセットする関係上マガジンをただ取り付けるだけでは機能しないので別のアプローチで今回は作りました。

 

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材料

本体

・塩ビ管VP40 …115mm 1本

・塩ビ管VP13 …45mm 1本

・TSチーズ13 1個

・DV 異径チーズ 50×40 1個

・木ネジ Φ2.8×13mm 2個

・真鍮線Φ1.5 100mm 2本

・押しバネ 全長400mm 2本

・ビニールテープ 

  

マガジン 2本分

・塩ビ管VP30 …150mm 2本

・塩ビ管VP16 …220mm 2本

・TSキャプ16  2個

・タッピング皿ビス2×6  2個

・L型ミニステー 2個 

・木ネジ Φ3.5×9.5mm 2個

・輪ゴム 4個

・ネオジム磁石 1個

・ビニールテープ

  

使用工具

・電動ドリル、Φ5ドリル刃、Φ1.5ドリル刃、Φ2ドリル刃

・ステップドリル(Φ20のドリル刃)

・高速カッター(塩ビ管が切断できるもの)

・プラスチック用ヤスリ

・リューター、リューター用切断砥石

・+ドライバー

・ラジオペンチ

・マジックペン

・ノギス

・メジャー

・定規

 

各パーツ

本体 正面(マガジン無し)

 

本体 背面(マガジン無し)

 

マガジン(最大6発)

対称の物を2本製作

 

12発装鎮のマガジン装着時は幅が約670mmまで伸びる

理論上はマガジンを長く作ればもっと連射できるが、もっと幅を取るので公式ボトルキャップの販売数が6個1パックだったので1マガジン6発で製作しています

 

分解・構造

本体はDV異径チーズの中にVP40を通した構造

開口部の幅は22mm

目は白いビニールテープにマジックペンで書き込み

内部のVP40 正面

開口部の幅は18mm、上下の爪の幅は24mm

爪の下側にはビニールテープを巻いてキャップの回転方向を安定するようにしてます

左右のビニールテープは異径チーズの内径である約50mmまで太くなるよう巻いています

後方

20mmの穴と穴の下側にはΦ2.8×13mmの木ネジの頭分の溝を削っています

穴の中心から左右に30mmピッチで1.5mmの真鍮線を挿す穴を作ってます

管の下側の木ネジは内部のVP40を固定するようと自立用です

内部のVP40 後方

20mmの穴を空け、穴の上下を木ネジの頭分削っています

内部のVP40 上方

塩ビ管の両端にマガジンの位置を決める溝を5mmほど作ってます

トリガー

トリガーの先端に木ネジΦ2.8×13mmを抜け止めに取り付け

先端は12mmの幅になるように傾斜を付けて削っています

トリガー 後方

TSチーズを8割ほどカット

30mmピッチで2mmの真鍮線を通す穴をあけてます

Φ1.5mmの真鍮線は70mmの位置で90度に曲げていますが、曲げている部分は無くても機能します

 

マガジン

マガジン 外筒

VP30の塩ビ管を使用

輪ゴムを通す穴は左右に5mmの穴で作成

マガジンの片方にはネオジム磁石をビニールテープで設置

こうすることで連結時に内部で安定してくれます

マガジン前方は16mmの深さで塩ビ管の直径の半分まで削っています

マガジン後方

幅25mm×深さ20mmで削り、L型ミニステーを2×6タッピング皿ネジで固定

一番重要なネジがこれ

マガジンの位置を決める木ネジΦ3.5×9.5mm、マガジンの上から63mmくらいの位置に打っているのですがシビアなので、マガジンの位置が本体の中心に来るように現物合わせで打つことをオススメする

 

マガジン内部の押し棒

VP16とTSキャップ16で作成

押し棒の端には輪ゴムを引っ掛かる溝を作成してます

実射

Twitterに投稿した射撃風景とリロード風景

ボトル4本分の位置にターゲットを置いて12連射してます

 

性能 
パワー   :低い(ワンダーグレープより低い) 
スピード  :早い(12連射できる公式のボトルマンは今のところない)
コントロール:悪い(左右にばらける)

マガジン式の縦回転ボトルマン

マガジンは6発×2本で計12連発できるスピードタイプ

名前を【ローリングエンビー】とします

 

問題点

縦回転の特性であるキャップの頭側に曲がっていく癖があるのと、加工の精度が悪いのもありコントロールが悪い。スピードキャップを使うとある程度緩和されます。

パワーは同じ縦回転のワンダーグレープの半分くらいしかないです。

あとフルリロード時は幅が広くて邪魔

 

最後に

今回は3000円くらいかかりました。

前回より加工が多かったですが実際に撃てるものが出来て良かったです。前回の問題点であったトリガーには今回スプリングを仕込むことが出来、リロード部分もマガジンにしたことで改善されました。

しかし横幅を大きくとるという問題点もありここが課題です。

単純な性能を求めると公式には勝てないので尖った性能の物を思いついたらまた作りたいと思います。

以上

 

 

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