発売日 2021/3/3
メーカー スクエアエニックス
価格 16280円 税込
全高 約210mm(飛行ユニット機動形態時)、約80mm(2B本体)
スケール スケール表記無し(約1/24程度)
登場作品 NieR:Automata(PS4)(Steam)(XboxOne)
デザイナー 木嶋久善
こちらのページは前回からの続きとなります
↓外箱やパッケージ内容、2Bのレビューはこちらになります
飛行ユニットHo229はヨルハ部隊が運用する可変戦闘機で、基本カラーを黒としているが、隊長機のみこのキットのような白いカラーリングとなる。高速巡行を重視した飛行形態と機動戦を重視した機動形態の2形態に変形でき単独での大気圏突入や大型兵器の撃墜などその性能は非常に高いものとなっている。
今回のキットではHo229の変形機構は一部差し替えパーツを用いて再現されている。
Ho229完成
正面
グレーのフレームに白い装甲を纏ったような出立ち
モールドが適度に入っており白部分が大半を占めるのでスミ入れしたら化けそうである
側面
後方
上方
ミサイルコンテナ
レールガン
腕の武装ってレールガンだったのか…ブレードパーツだと思ってた
差し替え手首
開き手と拳と武器持ち手が両手分付属
4本指という設定だったとは今まで知らなかった
2B搭乗用差し替えパーツ
装備するとこんな感じで、膝は可動しなくなる
変形用差し替えパーツ
意外と少ない
謎の余りパーツ、形的には機首の下部分のパーツなのだが取説では使用しないパーツ扱いになっている
もしかしてバリエーション展開ある!?
スタンド(機動形態用)
スタンド(飛行形態用)
スタンドの台座は共通で支柱を組み替えて使用する
レールガン、ミサイルコンテナ、2Bを載せた状態
飛行形態
後方
レールガンの先端が開いてしまうのでこの状態で飾る場合は対策が必要
上方
下方
2B前のアーマーはボールジョイントで接続されているので自由に動く
取説にない降着形態
飛行ユニットをデザインされた木嶋久善さんのツイッターでつぶやかれていた形態、ゲームを確認してきたら確かに地面に着陸する時はこの形態をとっていた。
Ho229可動
股関節の可動は変形機構の恩恵もあり前後に大きく動く、しかし膝部分は90度までは曲がらない
足首は前後左右動くので接地性は良い
足は横にも大きく開く、腕はインテーク部分の下から出ているが上まで上げることが出来、可動範囲は広い
推進ユニットが付いた副腕にも腕と同じような可動があるため前後左右に動く
推進ユニットの3本爪は別々に動く
手首の根本には前後のスイング可動がある
変形
取説に記載されている順番で機動形態から飛行形態への変形を説明する
機首と正面アーマーを外す
手首とレールガンを外す、レールガンから手首も外しておく
腕と副腕を外す
上部の左右ラダーウイングとポッド042を外す
インテーク部分を開く
インテーク部分を左右へ移動させる
テールユニットを跳ね上げる
推進ユニットと羽を水平にする
推進ユニットを前進させる
ハの字になっていたインテーク部分を真っ直ぐにする
開いていたインテーク部分を閉じる
膝裏から足を前に展開する
かかと と つま先を展開する
展開した かかと と つま先を上に移動させ収納する
内ももにあるピンを出す
股間裏にあるグレーパーツを下に移動させ、クリアパーツを外し、別なクリアパーツP1を奥の四角穴に取り付ける
両足を真上まで上げる
背骨となっていたパーツを折り曲げ畳む
クリアパーツを四角穴に差し込む
内もものピンを差し込み、両足を平行にする
クリアパーツQ1を膝裏に取りつける
外していた正面アーマーを戻す
副腕のウイングを外し90度回転させ戻す
副腕を本体に戻す
90度曲がっていた副腕をインテーク後部に接続する
外していた両腕を畳む
両腕を本体に戻す、正面から見て45度くらいの角度をつける
レールガンのレール部分を分解しレールをつないでいたグレーのパーツとクリアパーツを外す
グレーのパーツは変形用パーツと交換
グリップを畳み組み立てなおす
機首の接続パーツを短い物に交換する
ラダーウイングに変形用パーツを取り付ける
機首とラダーウイングを戻す、ラダーウイングの取り付け位置は一番後方の穴を使う
レールガンを推進ユニットの間に取り付ける
飛行形態用ポッドを機体中央に取り付け完成
コマ撮りでGIF動画を作成、一応パーツを外さなくとも変形は出来る模様、ただしインテーク部分から副腕の変形部分が窮屈でした。
木嶋久善さんのツイッターによると手首部分の変形は可動いっぱいに曲げて畳んでいるとのこと、ゲームを確認してきたらインテーク部分と腕との間に隙間が無いので見えなくなっているみたいです
サイズ比較、カスタム性
メガミデバイス シタラちゃん、ヘキサギアのバルクアームと比較しても一回り大きい
腕、副腕、手首、足首、推進ユニット、ミサイルコンテナは3mmで接続されている
付属の武器持ち手は穴が狭く、既存のMSGを持たせることが出来なかった。付属の白の約定と白の契約は持つことが出来たがこれが精一杯だった
手首の接続が3mmなのでMSGハンドと交換すればMSGウエポンは持つことが可能
ミサイルコンテナ部分の3mm軸の方が使い易く、好きに兵装換装ができる
バルクアームに腕と副腕を装備してみた
背中に2mm穴があれば2B以外も飛行ユニットに搭乗可能
画像はハンドスケール イノセンティアが搭乗している
色々撮影
アクションシーンを撮影しようと思ったけど、ブレードぶんぶんしてるイメージしかない…
各関節が良く動くのだがアクションポーズがなかなか決まらない
オリジナル兵装
ポーズの取りずらさ、決まらなさの原因はおそらく腰の回転が無い事と頭部が無い事で目線を送れないことではないか
まとめ
飛行ユニットHo229は大ボリュームのプラキットでした。時間的には毎日1~2時間×1週間くらいで、細かいパーツも少ないので早い人なら2日くらいでできてしまうのではないでしょうか。
ゲームのHo229の印象は先進的、未来的でスタイリッシュな複雑な可変機だったが、いざ作ってみるとその印象は大分変わった。フレーム部分を見ても武骨で単純な構造で変形も実は単純、装甲はリベット止めのようなモールドやビード加工のような強度アップの凹みがあったりとシルエットこそ前進翼のステルス機のようであるが中身は現代技術の延長線上の戦闘機のように感じた。それがマイナスかというと全然そんなことは無く、私的にはむしろ大好物の部類なのでプラスでしかなかったです。
ゲームでは謎だった変形機構もこれを作ればバッチリ理解できるので、変形機好きの方にもオススメです。ゲームでは変形の時にクルクル回ってたけど、実際は向きを変える必要もなく変形できるので案外簡単な変形をしていたことがわかりました。
以上Ho229のレビューでした
↓2B部分のレビューはこちら