みなさんこんにちは”らふちー”です
こちらは水性塗料+マジックリンを使用したスミ入れの記事をネットで見たので、自分でも実践した内容のメモとなります
使用した塗料はホビー用の水性塗料ではなく、水彩絵の具であるアクリルガッシュを使用しました。
アクリルガッシュ+マジックリンによるスミ入れ
轟雷改の製作時に出た余りパーツを使用しスミ入れを行ってみました
アクリルガッシュの黒色を水で溶き、マジックリン数滴垂らしたものをを使用
流れていかない模様…
塗料が丸く溜まっているだけで流れていく様子が無い
一度ふき取りを行いもう一度トライ
2回目
お!流れていくようだ
水をメディウムに変更してトライ
水で混ぜたの悪いのかと思い、水をペインティングメディウムに替えてトライ
アクリルガッシュ黒色をメディウムで溶き、マジックリンを数滴垂らして使用
メディウムの効果は水よりも塗料の伸びを良くし食いつきを良くするというもの
こちらで比較検証しました↓
アクリル塗料の塗膜は 下地処理で変わるか比較実験 (タミヤ、クレオス、ターナー)
メディウムに替えても流れていかない様子
ふき取りを行い再度トライ
2回目、流れていきました
中央の縦ラインの右が2回目、左が1回目
ここで気づいたことが一つ
「パーツを洗浄をしていない」
一度表面をマジックリンで拭いてからトライ
1回目からうまく流れてくれました
つまり表面についていた離型剤が悪さをしていたということか
スミ入れするときはパーツ洗浄は必須ということですね
ちなみに乾燥後でもスミ入れ線はマジックリンで落とすことも可能でした
アクリルガッシュの塗装の上からスミ入れ
アクリル塗料の上からできるのか気になったので続けて検証
エアブラシで4度吹きしたものがこちら
上同様アクリルガッシュ+水+マジックリンでスミ入れ
流れてくれましたが…
ふき取りの際、下地まで剝げました
塗装後はマジックリンを使ったスミ入れ不可のようです、それもそのはずマジックリンはアクリルガッシュを落とせるほどの洗剤なので下地を侵してしまったようです
写真の左側のパーツがマジックリンの原液を使い洗浄したもの
マジックリンの代わりに中性洗剤を使用
ネットを調べているとママレモン(中性洗剤)を使用したスミ入れもありましたのでそちらも実践
上同様アクリルガッシュ黒色を水で溶き、中性洗剤(今回はキュキュットを使用)を数滴垂らしてスミ入れ
上手く流れてくれています
ふき取りも問題なし、下地は無事のようです
どうやらママレモンを使用した方がよさそうです
本当に問題ないのか原液で擦ってみました
綿棒の先端に緑の塗料が付きました、どうやらスミ入れ時は絵具と水で薄めているため洗浄力が落ちていたようです
マジックリンは薄めていても塗料を落とせるとは強力すぎる…
ついでにガンダムマーカースミ入れも使えるか
パーツの左下の黒い線がスミ入れペンの跡
平面部分だがほとんど拭き取れなかったのでアクリルガッシュの上には使えないですね
まとめ
手元にあるアクリルガッシュで塗装からスミ入れまでできないかと思い立ったことがスタートでした。アクリル塗料は下地を侵すことが無いのでABSにも使えて便利なのですが、その反面塗膜が弱いという弱点もあるものでした。
結局のところマジックリンを使ったスミ入れは無塗装時に使い、アクリル塗料で塗装した時はママレモンを使い、条件によって薄める液を使い分ければOKということ
ならスミ入れはママレモンでいいじゃん!