発売日 2021/9 メーカー コトブキヤ 価格 5800円 税別 全高 約153mm スケール 1/10スケール 登場作品 コトブキヤオリジナル デザイナー 森倉円
創彩少女庭園シリーズ 小鳥遊 暦はコトブキヤ発のオリジナルプラモデルシリーズで、今までは武装した女の子のプラモデルがメインだったコトブキヤが、創彩少女庭園シリーズは“創る”“彩る”をテーマにした普通の女の子プラモデルシリーズである。
キャラクターデザインをされた森倉円さんはVTuber「キズナアイ」をデザインされたり、「ユメ視る猫とカノジョの行方」「インサイド・ワールド」などの小説の挿絵を担当されている方です。
メカ娘が好きで美少女プラモに手を出した私は、創彩少女庭園シリーズはノーマークだったのですが今回近場の量販店で見かけたので購入してみました。
パッケージ
パッケージ
森倉円さんの美麗なイラストが飾る
サイズは発売初期の頃のFAガールやメガミデバイスくらいのサイズ
取説
パーツリストは別になっておりなんとカラー印刷!
取説の中にはカラーシミュレーション用の線画があり、アレンジ塗装前にイラストでシミュレートすることが出来る。コピーして使うのも良さそうです
デカール
塗装済みパーツ
表情パーツ
おデコまであるので今後、おデコを出した髪型のキャラクターが出そうですね
手首パーツ
ランナー
肌色ランナーとソックスのランナーがABS
制服の紺色と台座がABS
襟元パーツと眼鏡、手首接続パーツがABS、肩の内部関節がPOM
デカール無し顔パーツ
肌色パーツ、スカートパーツ、紺色の制服パーツなど、他のシリーズよりもツヤ消し処理が施されているパーツが多い、またABSパーツも多いので注意
完成
正面、カワイイ!
可動部分が少ないおかげで自然なシルエットになっており、膝の部分も違和感が少ない
パーツの分割線もスネと肘から下の部分以外は横にくるようになっている
後方
スタンドの穴の位置がメガミデバイスやFAガールより高い位置にきている
横
スカートは一体成型のため合わせ目は無し
お顔アップ 眼鏡用の前髪を使用
前髪に眼鏡保持用のスリットが入っている
眼鏡無し用の前髪を使用
こちらはスリットが無い
髪型3種類付属
写真はボブカット
三つ編み
ハーフアップ
スカート3種類
座り用、通常、風になびいたもの
座り用には専用の下半身パーツが付属
カバン、本(開き・閉じ)2種類、スマホ、メガネ(畳み状態)
ジグソーパズルを模したオシャレスタンド
ハンドパーツ5種類
平手、握り手、持ち手(狭、通常、広)
少々気になるのが袖口と手の造形が一体になっていること、塗装するにも軟質材のため注意が必要だが、このままだと少し見栄えも悪いので考えどころ。スミ入れだけで済ませるのもアリかもしれないです。
座り用パーツのおかげで椅子に難なく座ることが出来る
アクションフィギュアのスカートを着用したキャラクターはスカートのせいで足の可動範囲が狭いため椅子に座るという動作が出来なかったが、この小鳥遊暦は専用パーツのおかげでそれが可能となっている
座り用スカートは座り専用ではなく立った状態でも使用可能
構造上スカートは無くても成立する
可動
傾き、回転
顔の上下
首の可動は頭側のボールジョイントで接続されている、髪が干渉しているわけではなく写真が限界の模様
腕の可動
肩の部分には若干の下方向への引き出しがある
二の腕にロールが無いので腕の回転動作が苦手
肘の関節軸が長いので引き出せば、できなくもない
手首にはスイング軸が入っている
腰の可動
傾き
回転はデザイン上あまりできない
足の開き可動
スカートの干渉があるためあまり動かない
歩くポーズは問題ないが、走るポーズは無理
風になびいたスカートを着用、なびいてる側に可動範囲が少し広がる
座り用スカートを着用で足は90度まで上げることが出来る
膝の可動も90度、太腿にロール軸は無いので女の子座りは出来ない
足首は前後左右動く
足は組めなくもないくらい
サイズ比較、カスタマイズ性
サイズ比較
1/10とあってメガミデバイス、FAガールよりも大きい
頭部はFAガールと同じボールジョイント径
メガミデバイス用の首パーツもあるのでメガミデバイスとも交換可能
等身が変わるためかメガミデバイスの印象が変化する
頭部が丸々3個付属するためボディさえあれば1キットで3人まで小鳥遊暦を増やせることができる
背中の穴は3mmなので武装は可能
ソックス部分も3mm接続なのでエーデルワイスのブーツと交換可能だった
肩のボールジョイントが同じ径なので腕は丸ごとメガミデバイスと交換可能
肘も3mm接続
膝も3mm接続
色々撮影
髪をかき上げる
我が魔王
スーパーカブ
元気よく歩く
最終兵器
まとめ
メカ×美少女の組み合わせが好きでガールズプラモを組んでいる私は創彩少女庭園シリーズはスルーしていたのですが出来てみれば、なんだこれ超カワイイ!。ただ写真を撮っていて気付いたのが普通の女の子のポージングがあまり思いつかないということ。いつもメカ娘ばっかり写真を撮ってるせいだねこれ。
可動はfigmaと同じくらいではあるのですが座り用スカートが付いている分こちらの方がポージングのプレイバリューは高いと思います。また頭の交換でFAガールやメガミデバイスの制服姿が作れて学園キャッキャウフフなシーンが出来たり、普段は女子高生で戦うときは装甲を身にまとうなんて設定でもいけそうです。そうなるとボデイだけ欲しくなるのが性というもの。
値段が税込で6300円くらいなのでメガミデバイスの朱羅シリーズと同じ価格帯、武装や差し替え手足が無い分やや割高感はあるので、このシリーズを買い続けるか迷いどころ、しかし制服ボデイも捨てがたいしお顔もカワイイから武装させるのも良さそうだし…、なんだかんだ買い続けそうですね
以上、小鳥遊暦のレビューでした