【ファンタジーガール】F.O.X Long Range Striker Unit パチ組レビュー

★プラモデル
発売日 2021/8
メーカー NUKE MATRIX
輸入販売  童友社
価格 10780円 税込
全高 約160mm
スケール 1/12

中国発の美少女プラモシリーズ ファンタジーガール第1弾が童友社により輸入販売が開始されました。パッケージに書いてある名称は

サイバーフォレスト【ファンタジーガール】  

ヴィヴィアン・ハイハ:F.O.X.ロングレンジストラーカーユニット  となっており長いです

日本限定版ではオレンジのクリアパーツと黒いマフラーが付属されています。

キャラクター設定が外箱に記載されており、彼女の名前はヴィヴィアン・ハイハ、FOXハンティングチーム隊長で帝国の”ガールズプロジェクト”の最初の実験成功体、彼女の装備には封印措置がされておりチームメイトのリリーベルだけが解除できる、という設定がついている

中国産のプラモデルは初なのでどんなものが出来上がるのか少々不安です

スポンサーリンク

パッケージ

外箱 英語表記と日本語表記がされている

奥に別の子も映っているのでこの子がリリーベルだろうか?

メガミデバイスの標準の箱より大きく、ガネーシャや玉藻の前より小さい

取説 

中身は中国語と英語

組立表記方法は日本と変わらずで部品にアルファベットと数字で組立指示がされているので問題なく組むことが出来る

ランナー ABS製

ランナー クリアパーツもABS製

こちらも全てABS製

台座

手首で使うH3のランナーのみPOM

詰まるところ手首以外はABS製という日本製では見ない仕様

デカール 

眼やマーキングデカールが付属

ジュエルシール 

リード線

PET板

手パーツ

顔パーツ  つや消し処理がされている

透明お腹パーツ

特典の黒マフラー(中国版ではグレー)とオレンジのクリアランナー

気になった点

・PS素材は使用されておらず、手首のPOM素材を除き、全てABS製のため塗装で使う塗料には注意が必要ということ、接着剤を使う場合もABS用を用意しておく必要がある

・アンダーゲートが多く、太いゲートも多いのでゲート処理に手間と時間がかかること

・素体の構造がメガミデバイスのそれを踏襲しており、寸法こそ違えど仕組みは同じといったところ。輸入販売が出来るということは大丈夫ということでいいのだろうか?

・リード線で保持される背骨パーツだが、リード線をギリギリで切ると上半身を外すときに背骨の上側のパーツが上半身に残ってしまい取れなくなってしまうので、8mmくらい余裕をもって切り折り曲げておくと良さそう。またリード線に余裕がないと可動域にも影響が出ます

完成

非武装

正面

背面

特徴はやはり背骨が丸出しの腹部である、また分かりづらいがスモークブラックのクリアパーツが腕と足に使われている。骨格パーツ丸出しの意匠には驚きと新鮮さがある

背中に3mm穴が開いており武装やスタンドの取り付けに使用できる

お顔の可愛さはやはり日本製の方が上である

特徴的な背骨は左右2本のリード線で保持されており若干グラつく

腕アップ

足アップ

背中

お顔アップ 無表情感がサイボーグ感があってよい

片目閉じ△口

叫び顔

表情パーツの交換は前髪を左右に分解する必要があるため少し面倒

透明お腹  柔らかい素材で出来ているがリード線の方が弱いためグネグネ動くことは出来ず、普通のお腹と同じ可動になる

お腹の構成と種類

透明お腹の他に、肌色、ガンメタ、装甲有りから選択して組み立てる

手パーツ 

武器持ち手2種、平手、握り手、ピースの5種類と予備の手首関節2個

肌色を選択した場合余るパーツ

肩のロールパーツ、首と襟足パーツ

ヘッドギア付き前髪

武装パーツ

武装状態

フル武装状態 

頭部はヘッドギアありの前髪

ヘルメット頭部

背中に武器を担架した状態だと重く、バランスが悪いため支えは必須

武器オフ

頭部アップ

単眼のカメラにはジュエルシールが使われている

胴体アップ

脚部アップ

足首のデザインがつま先立ちしているようなデザインのため自立は難しい

背部ハンガーユニット

ロングレンジライフルはクリップで保持し、アームを外すと3mm穴がある

テールユニットは開閉可能  中にはロングレンジライフルのマガジンが収納できる

支柱の取り付け位置はテールユニットの真下

武器

ライフル基部が2個、ショートバレルが2個、ロングバレルが1個

高出力ライトセイバー”アポカリプス” 1個

”マイティース・タクティカルダガー”1個が付属

ロングバレルについているバイポッドは展開可能、マガジンも取り外しできる

グリップエンドには腕と接続するためのパーツがあり、重さで手首が曲がることが無いようになっている

ライトセイバーは手首のリングパーツを交換することで腕に装着可能

十字架型武器

説明書によると”ゼロシステム”と呼ばれる起源不明の技術が搭載されている武器

バレル開放状態

十字架の下側パーツがスライド展開しレールガンのような形態になる

シールド展開状態

十字架の上側はスライドし、左右は回転するギミックがある

シールドパーツは3mm軸接続なので3mm穴があればどこへでも取り付けできる

スタンド  支柱は2本と支柱の中間部分の長2本、短2本が余る 

支柱の角度調整穴は角ばっており角度を固定でする

特典のクリアオレンジパーツ クリアブルーのパーツと選択式なのでどちらかは余ってしまう

マフラー  中にはワイヤーが1本入っており形を固定できる

余剰パーツ 謎の肌色パーツが余るので次の弾で使用するのだろうか?

可動

首の左右可動

前後可動

肩はそのままで真上まで上げることが出来、肘も2重関節のため150度くらい曲がる

肩の根本はマシーニカと同じ構造のため内側に大きく曲がる

手首にはスイング軸がある

お腹の左右可動

製作時リード線をギリギリで切るのではなく、余裕を持たせておかないとすぐ抜けてしまうので注意

前屈

前後可動

普通のお腹の左右可動

前後可動

前屈

股関節の閉じ可動

股関節の開き可動

膝の可動

太もものクリアパーツと膝のシリンダーには可動連動ギミックがあり、曲げ動作に連動してクリアパーツがスライドしシリンダーが伸びる

足首の前後可動 

足首の左右可動はあまり曲がらない

太ももにロール軸があるので女の子座り可能

  

武装状態の可動だが

基本的な可動域は素体状態とほぼ変わらない

足首は2重関節になっており前後に90度づつ曲がる

膝関節の可動域が少し狭くなっている

サイズ比較、カスタマイズ性

メガミデバイスと比較  メガミデバイスの方が少し小さい

メガミデバイスと構造が同じだが簡単に交換できる場所は頭、二の腕、太腿、肩のボールジョイント部

胸や腰、上半身と下半身は寸法や形状が違うためこのままでは交換できなかった

加工が必要であるがトップスとボトムスを使うことで余剰パーツからもう一体組むことが出来た

カスタマイズ性はフル武装状態で使える3mm穴がハンガーユニットの左右2点のみ

背中の武装と腰回りを外せば背中に2点、腰の左右に2点出てくる

色々撮影

まとめ

蓋を開けてみればメガミデバイスで使われているマシーニカ素体でした、ただ寸法は違うが構造は同じという感じで正直グレーな感じでモヤモヤします。

中国発のプラモデルということもあり多少は身構えていましたが、パーツの合わせが悪い物もなく、バリはあるもののデザインナイフでサクッと取れる物ばかりだったので、その点は肩透かしという感じでした。しかしゲート処理は大変でアンダーゲートが多く普段より苦労しました。

デザインは良く骨格丸出しの素体はサイボーグ感が強く、日本の美少女プラモは女の子が武装したプラキットですが、こちらは女性型サイボーグをプラキット化した物のようで新しさがありました。可動も良く、というかメガミデバイス準拠の可動なので可動範囲は広くポーズが良く決まりす。背骨丸出しの透明お腹、スネのシリンダーの追従可動、肩部分にパーツが付いていたり、など日本製には無い物がありました。

 

以上、F.O.X Long Range Striker Unitのレビューでした。

タイトルとURLをコピーしました