発売日 2021/8/28 メーカー バンダイ 価格 2530円 税込 全高 約150ｍｍ スケール スケール表記無し 登場作品 バンダイオリジナル デザイン原案/監修 海老川兼武/島田フミカネ 対象年齢 15歳以上 スキンカラー【A】
バンダイが発売する美少女プラモデルシリーズ”30 MINUTES SISTERS”その第一弾がリシェッタです。2021年8月末の発売以降は品薄が続いておりましたがこの度やっと買えたのレビューを書こうと思います。
デザイン原案の海老川兼武さんは機動戦士ガンダム00のガンダムエクシアやフルメタルパニックのレーバテインのデザインやゲーム”アリス・ギア・アイギス”では兼志谷シタラのキャラデザとメカデザの両方を行っている。監修の島田フミカネさんは言わずもがなの美少女×メカの先鋒を務める人、バンダイ作品では実はチナッガイのデザインを行っている。
世界観も存在しデジタル生命体【SISTER】が誕生し人々の生活をサポートする未来、突如として異世界への扉が開き、人々が【BRAIN】となり脅威と立ち向かうというもの、30MSは実体がない設定のようで持ち主の呼称もブレインと言うようです。
パッケージ
パッケージイラスト
箱のサイズはHGのガンプラより、若干30MSの方が長く、30MMと同等
取説 カラーと白黒の混合
頭部ランナー
黒ランナー
白ランナー、黄色ランナー
混色ランナー
材料表記はすべてPS素材、切断した感じや表面の感じではKPS製だと思われる
台座は無し、シールも無しという仕様
パーツの表面は半艶くらいになっている、またゲート部分もバンダイのプラモらしく細い
完成
完成 ノーマルモード 正面
完成まで3時間ほど
台座関係は付属していないが自立は可能、しかしアクションを取るには台座が必要になるので購入しておくのが良さそうである
背面
お顔アップ 通常顔
左目線の叫び顔
笑顔
側面
胴体アップ
足アップ
背面アップ
足元後ろ アップ
アームドモード
ケモ娘度合いがアップ、武装のボリュームは控えめ
頭部アップ
胴体アップ
足元アップ
背面 アップ
足 アップ
付属装備
二の腕、手首、太腿の拡張パーツ
付属のハンドバーツは握り手と武器持ち手の2種のみ
30MMへ頭部を取り付けるための延長パーツ
使用する台座について
取説ではアクションベース5とカスタマイズシーンベースに対応していると書かれている
試しにアクションベース2を使用してみたが軸が緩くフラフラ
アクションベース５を使用、２ほどではないが緩く感じる
写真の状態から本体を90度回して接続すると、軸が緩く写真の状態にクルッと戻ってしまう
カスタマイズシーンベースを使用、こちらも２ほどではないが緩く感じる
アクションベースとカスタマイズシーンベースは股下から差し込むのを想定しているためかアームの中間に可動軸が無いので使いづらく感じた
他社製品であるフライングベースを使用、こちらはしっかり保持することが出来た
可動
サイドの髪の毛が取り付けの関係上、若干動かすことが出来る
これがメーカーの想定する可動なのかは不明です
首の傾き
頭部は左右への可動軸と首元と頭のつけ根がボールジョイントになっている
横向きでも髪の干渉は無い
首の前後可動
腕の可動
腕はそのままで顔に当たるまで上に上がる、二の腕にはロール軸があり、肘は1軸関節
腕は前方向で合わせることが可能
手首はスイング軸があり、閉じた手の方は斜めに可動が入っているという他ではあまり見ない仕様
胸の下はボールジョイントで接続されており、上半身の傾きやひねりのポーズが出来る
傾きはこのくらい
体全体を反らせてみた、胸の下部分と股関節の部分で可動する
体を丸めてみた、さすがに土下座できるような可動域は無かった
股関節の開き可動
股関節部分は逆Y字のような接続になっており関節の交差部分で引き出せる
足の閉じ可動
股関節を引き出せば交差させることが出来るが、足の付け根の隙間が気になる
足の全体の可動
足の前後は９０度ずつ動く、膝部分は2重関節になっており150度くらいまで曲がる
足首は前後スイングと回転可動がある
太ももロール軸のおかげで女の子座りが出来る
正座だとこんな感じ
サイズ比較やカスタマイズ性
兄機たる30MMとのサイズ比較
30MSリシェッタの方が頭一つ大きい
先発の美少女プラモデルと比較
メガミデバイスくらいのサイズになっている
拡張パーツは3mm軸で二の腕、手首、太ももに装備
二の腕と太ももの黄色のリングは無くても手足の取り付けは問題なくできる
足の正面側のグレーのパーツの下は3mm穴になっている
ふくらはぎの側面と裏面にはスリット状のカスタム用の穴がある
背中には2か所の3mm穴とスリット穴、下腕にもスリット穴が開いている
スリット穴の形状は共通らしく腕のパーツを足にも取り付けできる
二の腕、太もも、膝は3mm軸で接続されており、膝は別パーツ化されている
足首も3mm接続
背中の拡張パーツは3mm穴とCタイプジョイントで構成されている
背中の拡張パーツを使えば30MMの背中のパーツを装備可能
Cタイプジョイントは他にもクローパーツの末端や腕に付ける黄色パーツにも存在する
尻尾先端は3mm穴
武装は30MMの武器を持つことが可能、四角いグリップも丸いグリップも両方持つことが出来る。
頭部を交換、30MM用の延長パーツを使用
肩部分は30MMとそのまま交換可能
30MMと無加工で交換可能な場所は頭部、二の腕、太もも部分
しかし二の腕が交換できるのはスピナティア、スピナティオで、太もも部分はボディラインがうまく合わなかったりパーツ干渉があった
一応、股関節からも交換可能
胸とお腹のパーツは簡単に外すことが出来る
色々撮影
威嚇するリシェッタ
かっこいいポーズ
かっこいいポーズ
マッチョボディに換装
スピナティオに換装
まとめ
カワイイですねリシェッタ、バンダイ製だったので出るまで不安だったのですが杞憂に終わりました。対象年齢が15歳以上というバンダイ製品の中では高い印象、そのおかげで髪の毛はシャープな造形、アーマーガールズのような塗装されて野暮ったいようなことにもなっていないです（プラモデルなので無塗装なのは当然ですが）。
可動に関しては先発のコトブキヤ製の美少女プラモデルであるメガミデバイスを触ってからでは少々物足りなく感じるものの、可動範囲が狭いわけではないのでカッコよくまたは可愛くポージングは決まります。平手が無いのは少し寂しい。
カスタマイズ性は良く、各所に3mm穴が設けられており簡単にでき、30MMのカスタマイズパーツが使用できるのも良いポイントです。30MMと体の部位ごとの交換も一応できるのでメカメカしくも出来そうです、しいて言うなら大型の武器やアーマーをどう作るか悩むところ。30MMが30MSより小さいので複数集めないと大きな武装は作れず、シリーズの中にも無いのでHGガンプラやMGガンプラ、コトブキヤのMSGを持ってくるのも良さそうです。
30MSは組み立てがしやすくこの辺は30MMと同様に組み立て導線が配慮されており使用するパーツ同士が近くに配置されており探しやすいです、素材はオールPS素材なので塗装する際も注意する必要が無いです。
以上、30MSリシェッタのレビューでした。
