石館監督が贈るシュールギャグアニメ。
直球表題ロボットアニメという言葉は”機動戦士ガンダム”や”天元突破グレンラガン”などのような登場ロボットの名前がタイトルになっているアニメの事を指す言葉でこの時点ですでにギャグになっています。
要素
・コメディ
・会話劇
・声優のアドリブ
・CGアニメ(MMDで製作)
概要
あらすじ
機動世紀8013年…かつて人間たちが有していたという「笑い」について調査をする3体のロボット、フジイ、カトウ、モリ。
果たして彼女たちは「笑い」を手に入れることができるのか?
Amazon商品説明より
3体の非戦闘用ロボットが戦闘ロボット同士の戦争を終わらせるために、人間の持っていた”笑い”を手に入れようと四苦八苦するシュールギャグアニメ。
15分の短編アニメで、全編MMD(MikuMikuDance)で製作されておりCGアニメになっています。本編は笑いのジャンルをネタにした3人の会話劇、笑いのネタを加えた場合の戦争が終わるかのシミュレーション、声優陣によるアドリブのモノボケの3パートに分かれています。
監督は ”gdgd妖精s” や ”てさぐれ部活もの” を手掛けた石館 光太郎氏、キャラクターデザインを初音ミクのキャラクターデザインで知られるKEI氏、アニメーション制作をザルゴザール(ヤオヨロズ)が行っています。
登場キャラクター
フジイ(CV:西明日香)
青髪ツインテールでメガネ装備のメイド型ロボット、3人の中で一番人型に近い。人間に仕えたことは無いらしい。
カトウ(CV:荒川美穂)
ゴーグル装備の司書ロボット、図書館のライブラリー整理を仕事としている。
モリ (CV:大久保瑠美)
ホバー移動かつハンドパーツを装備していない工業用ロボット。バイザー部分に顔文字を表示して感情を表現しており、機械的な喋り方をする。
ナレーション(CV:平田弘明)
各話で視聴者目線でツッコミを入れる
感想
シュールなコメディアニメで面白かったです。OPの熱い歌とカッコイイ動きをするロボット達が本編で一切のカッコイイ活躍が無いのもシュールです。EDも歌詞が実にシュール。
ストーリーが人類はすでに絶滅しており人間が作ったロボット同士が戦争を続ける世界、その戦争を終わらせるために人間の笑いを手に入れようというどこか的外れのような事をしている3体のロボットのを描く話なのだが、世界観だけ見ればシリアス、でも中身は”笑い”を理解できずに四苦八苦してトンチンカンな事をする3体のロボットだけを映しているギャグオンリーの話。15分終始笑ってられました。毎回入る声優によるアドリブのモノボケパートもキャラクターになりきろうとしても地が出るところがまた笑えました。
次回予告にはロボットアニメの次回予告パロが挟まれるのですが、直球表題じゃないロボットアニメが混じってるじゃん!と私からのツッコミ。「来週もロボットたちと地獄に付き合ったもらう」とか「大正桜に浪漫の嵐」に関してはロボットアニメでもないというオチ。
2013年の放送のため使用されているモデルは今見ると荒いため古く感じてしまいます、これは仕方ないです。
最後に一つ言いたいのがギャグアニメや日常物のアニメで最終回をシリアスな展開で絞めようとするのは心臓に悪いのでホントにやめてください。オチがついていホント良かった…
以上、直球表題ロボットアニメ ちょこっと紹介&感想でした。